最近1年間で宝くじをいくら購入したかを聞いたところ、非購入者を含めた全体の平均では10,120円、購入者の平均では24,880円でした。前回調査では全体で13,550円、購入者の平均が26,650円で、それぞれ3,430円、1,770円減少となっており、調査開始以降、最も少なくなっている。
宝くじ(数字選択式宝くじ以外)の購入理由は、「賞金目当て」(61.3%、前回61.9%)がトップで、以下、「宝くじには大きな夢があるから」(37.7%、前回42.5%)、「遊びのつもりで」(33.8%、前回32.9%)、「当たっても当たらなくても楽しめるから」(30.0%、前回32.9%)と、ポイントの増減はありますが、トップ4の傾向は前回と変わりません。
反対に、宝くじを購入しない理由のトップは「当たると思わないから」(59.8%、前回59.3%)でした。以下、「全く興味がないから」(38.6%、前回40.6%)、「くじ運に弱いから」(15.9%、前回17.6%)が続きます。
これまでに宝くじを一度も買ったことがないか、または最近1年間は宝くじを買っていないが、それぞれ今後の購入意向はある、という「宝くじ潜在人口」は全体の24.0%(推計人口で約2,545万人)いました。
「当せん確率は低いが1等賞金が高額」な宝くじと、「1等賞金は低いが当せん確率が高い」宝くじのどちらに魅力を感じるかを聞いたところ前者が15.5%、後者が64.9%で、確率重視の“本数派”が半数以上を占める結果となりました。
今回(平成31年) | 前回(平成28年) | |
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「当せん確率は低いが1等賞金が高額」に魅力 | 15.5% | 14.6% |
「1等賞金は低いが当せん確率が高い」に魅力 | 64.9% | 70.3% |